病理診断部

方針イメージ

 

 病理診断部は、慶應義塾大学病院の各科から提出される検体を形態学的に観察し、最終診断を行う臨床系の一部門です。病理診断に基づいて治療方針が決定されることもあるため、その責任は極めて重大です。当院1年間の生検・手術検体数は約2万件と極めて多く、日本の大学病院の中で群を抜いています。症例も多彩であり、また他病院からのコンサルテーションも多く難解な例も少なくありません。最近ではセンチネルリンパ節 navigation surgery、乳癌に対する乳房温存術、生体肝移植などが積極的に行われることもあり、迅速診断は増加傾向にあります。

 検体数     組織診  細胞診  病理解剖
 2011年      20,402  16,836    59
 2012年      20,302  19,214    62
 2013年      20,735  20,956    48
 2014年      21,264  22,050    45
 2015年      21,892  22,692    58
 2016年      22,006  23,170    52


 病理診断部は1996年に中央臨床検査部より独立して設置されました。当初より病理学教室と一体運営されており、病理診断部の常勤病理医、および病理学教室の病理医がローテーションを組み診断にあたっています。各々が臓器別に専門を有しており、ほぼ全臓器を網羅しています。

 臨床各科とのカンファレンスを頻回に行っているほか、研修医・学生を対象としたCPCは年間20回程度開催しています。病理材料を用いた研究や臨床報告も各臨床科とともに頻回に行っています。